賭け方でハウスエッジを克服できるか?

ベットシステム

ギャンブルには必ずハウスエッジ(手数料)が存在する。これが無ければ賭けの胴元は商売にならない。

しかしハウスエッジによってギャンブルは必ずマイナス期待値。常に同額を賭け続けてゆくと、長期で必ずプレーヤーが負け越す。

世の中のマイナス期待値のものは全てギャンブルと捉えてよい。

殆どの投資はギャンブル。保険もギャンブル。

労働なんて元々ハウスエッジ高いうえ、稼げば稼ぐほどハウスエッジが上ってゆく、悪魔もびっくりの理不尽なギャンブルである。

生きてるだけでギャンブル。

リアルビジネスで成功してるヒトたちもいっぱいいるワケで、世の中には何らかの攻略法が存在する。

そこで、カジノにおいて確率論と資金運用でハウスエッジを克服出来るのではないか?と考え出されたのが、ベッティングシステム。

投稿: 更新:2018/01/05 by

ベッティングシステムとは?

ベッテイングシステムというのは、賭けるチップの枚数に変化を持たせ、確率の高そうなところで大きく賭け、勝ち越しを狙う賭け方。

実際に試してみると解るが、杓子定規にベッティングシステムだけで勝ち続けることは不可能である。

出目の結果は理論確率に収束する(大数の法則)が、それは非常に長い周期。確率を信じて賭け続けると、収束前にチップが全部無くなってしまう。

ところでベッティングシステムはイロイロあるが、パターンとしてマーチンゲール型パーレイ型ユニット型の3つに分類できる。

①マーチンゲール型 - 負けたらチップ上乗せ

マーチンゲールは、負けたら次は倍以上賭けて負け分取り返すという、安易なベッティングシステム。

例えば払い戻し2倍のゲームを1,000円ベットで始めると、2回目は2,000円、3回目は4,000円、4回目は8,000円…といった具合。

結果がランダムである以上、理論上は負けなしの賭け方。しかし、己の資金量とベット上限があるので、失敗すると大負けを喰らう。

マーチンゲールのリスクはペイアウト(払い戻し率)に大きな影響を受ける

例えばペイアウト1.80倍の場合、上と同じ結果を出す為には、負けたら1,000円+それまでの賭け金に、1/0.8つまり1.25倍の定数を乗じて賭け続ける必要がある。

1,000円のベットで始めると、2回目は1.25×1,000円×2=2,500円、3回目は(1,000円+1,000円+2,500円)×1.25=5,625円、4回目は(1,000円+1,000円+2,500円+5,625円)×1.25=12,656円

同じ結果を得るための賭け方なのに、4回目で既に賭け金に4,656円の差が出ており、ペイアウトが低いとリスクが高くなる。

マーチンゲールのリスク計算

つまりマーチンゲールはペイアウトが高い=ハウスエッジが低いゲームでないと使えない。

バイナリーオプションの人気が無くなったのは、ペイアウトが下がったから

FXと違いペイアウトが2倍以下で固定されるバイナリーは、いかに回数を多く勝つかの勝負。ペイアウトが2倍近かったころ、チャート攻略とマーチンゲールで、偏りを読めるトレーダーは簡単にハウスエッジを克服できた。

しかし多くのトレーダーがネット情報や情報商材でチャート攻略に慣れ、ベットが偏ってきた。

呑みのバイナリーブローカーは、ベットが偏るとオッズ=ペイアウトを下げざるを得ない。(または負けとしてのレンジ外を広げる)

バカラ並1.95倍が1.8倍になり、1.75倍、1.7倍と、年々ペイアウト低下。

すると勝ち越しにくくなるから、プレーヤーがどんどん離れてしまう。

2017年はとうとう業界最大手24オプションがバイナリーを撤退してしまった。

②パーレイ型 - 勝ったらチップ上乗せ

別名、逆マーチンゲール。勝ったら次の賭けでベット額を上げてゆく。

しかし、そうそう連勝が続くことも少なく、上限を決めておく必要がある。(3連勝で最初のベット額に戻す、など)

勝ち金がすべて無くなっても、最初の賭け金額に戻す。

パーレイはマーチンゲールのように一気に資金を失うリスクは避けられるものの、ズルズルとゲームを続けてしまうと勝ち金を全て失う可能性がある。

③ユニット型 - あらかじめ利益確定ラインを決める

ユニット型は、利益確定金額を決めて賭けるやり方。欲を出して失敗しにくいというメリットがある。

よく知られる「10ユニット法」を解説。

10ユニット法の賭け方

10回の賭けを1勝負とし、1勝負での目標賞金を、1ユニットのベット額×10で設定する。

最初に賭ける金額を10個紙に書き、負けたら負け金額を最後に記入、次の賭けで最初の金額+負けた金額を賭ける。

勝ったら、最初と最後の2つの数字を消す。

これを繰り返し、全ての数字が消えれば1勝負終了。

回数が10で多いと感じれば、回数を減らし5ユニットなど、アレンジも自由。

具体例

分かりやすくするため、ペイアウトを2倍とする。

1ドルのベットで始めることにして、1を10個「1111111111」と紙に書く。目標賞金は1×10の10ドル。

各回で賭ける金額は、最初の数字と最後の数字の合計。

1回目

1+1=2ドル賭けます→負けました。(収支-2)負け額の2を最後に記入します。→11111111112

2回目
1+2=3ドルの賭け→また負けました。(収支-5)

また負け額の3を最後に記入します。→111111111123

3回目
1+3=4ドルの賭け→勝ちました。(収支-1)

勝ったので、最初の1と併せて最後の数字3も消します。→111111111123

4回目
1+2=3ドル賭けます→勝ちました。(収支+2)

また最初の1と併せて最後の数字2も消します。→111111111123

5回目
2ドルの賭け→勝ち。(収支+4)

最初と最後を消します。→111111111123

6回目
2ドルの賭け→負け。(収支+2)

最後に2を書きます。→1111111112123

7回目
3ドルの賭け→勝ち。(収支+5)

最初と最後を消します。→1111111112123

8回目
2ドル賭け→勝ち。(収支+7)

最初と最後を消します。→1111111112123

9回目
2ドル賭け→勝ち。(収支+9)

最初と最後を消します。→1111111112123

10回目
残りの1ドルを賭けます→勝ち。

これで1勝負終了。結果:+10ドル

・・・

こんな感じで、ネットで探せばアレンジされたものがいろいろ見つかる。絶対ではないが、マーチンとパーレイよりは使えるし、長い時間楽しめる。

例:バカラの1-3-2-4ベットシステム

流れに乗れるかどうかの方が重要

過去のプレーヤーたちによっていろんなベッテイングシステムが研究されてきたが、常に必ず勝てるベッティングシステムというのは、無い。

仮にあったとすればカジノ側ソフトのバグを突いた裏技を混ぜ込んだもので、誰かが裏技を公開したときには、ハウス側が気付いて対処してしまう。

逆に大負けするのは、ベッテイングシステムに頼り過ぎてチップを全部突っ込んでしまう時。

資金管理はケリー基準

逆に張ってると、大数の法則なんてホントかな?と思うぐらい同じ目が続けて出ることもあれば、まったく出ないこともある。

結局、賭け方よりも、その時の場の流れを感じ取れるか?というセンスの方が重要なのだ。

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