アメリカではルーズアグレッシブなトランプさんが大統領就任し、予定どおりTPP離脱宣言の中、コーリングステーションの日本チームは会談を打診したが焦らし攻撃をキメられて、どうせ自らチップを積み上げて尻の毛まで毟り取られるんだろうなぁ、と思っていたら、ネットで「でんでん」という文字が目につき、おでんを食べたくなった今日この頃
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アンチ・グローバリズムがナウい？
就任演説からすると、どうやらトランプさんはグローバリズムのお掃除をしてくれそうな感じで、
Because today we are not merely transferring power from one Administration to another,
or from one party to another – but we are transferring power from Washington, D.C.
and giving it back to you, the American People.
「我々はワシントンDCから力を奪い返す！」と言っています。
その意味するところ、ワシントンDCというのはそもそも南北戦争後のヨーロッパ本土への借金返済の「カタ」として設立されたものでした。DCというのは「コロンビア特別区」と呼ばれ、いわばアメリカという国をあたかも株式会社みたいに扱い、金貸し勢力がこれまた私企業の中央銀行を使って政府を借金漬けにし、その一方税収を利益として受け取る、という仕組みです。無茶苦茶なハナシですが、日本も似たようなものなのでしょう。
グローバリズムとは何か？
上記のような状況でアメリカで大手を振るうのは金貸し勢力の子飼いである大企業であって、石油とか製薬とか金融とか食品とか軍事とかマスコミとか芸能とか、ありとあらゆる分野が含まれます。なので昨年の大統領選でマスコミはヒラリーおばさんの一押しでした。
つまり、国境を超えた大企業中心主義。
まぁ、日本も同じ。経団連と政府・官僚の癒着でグローバル企業だけが儲かってサラリーマンは日雇労働者化を進められて、なおかつグローバル企業に押されて小規模企業・自営業は潰れてゆくという。進む先は中間層が無くなってグローバル企業も儲けられなくなるのは明白なのですが、おそらくそんな事など百も承知で、一般ピープルが気付かない重要な目的があるのでしょう。
ちなみに、ブログの方で人生のらせん構造（ステージ理論）というのを紹介したのですが、これは国単位でも当てはまります。良心派のフリーメイソンが設立した「自由の国アメリカ」はそもそも第5ステージ（独立個人の自営業者）の国です。なので民集が自ら選ぶ指導者としてグローバリストの従業員エリート（第4ステージ）であるヒラリーばあさんより、自営業者のトランプさんが適任なのでした。
まさかのカード？
トヨタがやり玉に挙がってるようですが、アメリカにはデラウェアというタックスヘイブンがありますから、「アメリカで商売したけりゃ本社を移せ！」なんてカードが出てきたりして。パナマ文書って、何だったのか・・・？
日本は「パシリの国」と誰かが決めた
ところで、日本は第4ステージの「従業員の国」。
教科詰め込み学習のクイズ王選手権で勝ち抜いた、記憶力の優秀な方たちが権力を持つ、退屈な国。しかし、国会で活躍する方たちは必ずしも優秀なクイズ王になれる訳でもなく、「でんでん」といった事も起こるのでしょう。
が、日本はもともと第4ステージの国ではありませんでした。
世界初の先物取引市場
は大坂の「堂島米市場」。ローソク足チャートの発明も日本人。日本にも鴻池屋とか、ロスチャイルドみたく力を持った商売人がいました。そもそも相場やギャンブルに強いのが日本人・・のはず？
明治以降、支配層たちは「日本はオレ達のパシリ（第4ステージ）の国！」と決めましたから、義務教育は詰め込み学習、あらゆるモノに課される税金を取られるのは義務、ニッポンジンは納税の為に労働するのが美徳！という事。
で、
支配層はいったい何者なのか？？
というのは、金貸しがそうなのか？といえばそうとも限らず・・フリーメイソンがそうなのか？といえばそうとも限らず・・めんどくさい事で騒ぎ立てられたら敵いませんから、顔を出す訳もなく、「火星からやって来た300人委員会がそうなのだ！」というぐらいの、訳の解らない話だったりします。
で、トランプさんの登場で「自国第一主義」が流行るのかもしれませんが、これがカン違いされて「国粋主義」の方向に走られると、実に下らない事になってしまう。特に日本の場合。正常な時代の進化でいえば、次は「国境を越えた個人の時代」のハズなのですが。
どちらにせよ、これからトランプさん絡みで徐々に「タテマエ」で封印されてた魑魅魍魎がリークされて行くのでしょう。なんて訳の分からない事を考えてたら思い出した古い曲・・
