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ニュースレター2017

ビットコイン今後の予想と、上げたら下がる為替の法則

上げたら下がる為替の法則

投稿: 更新:2017/05/10 by

ある投資家

ビットコインは相変わらず高騰し、日本の取引所では一時ビットコイン価格が100まんえんになった誤表示で騒いでるようですが・・・ところで、

目次

為替相場には「高値を抜けると戻る」という習性があります

まず、ビットコインの対円チャート。

ビットコインのチャート

・・・上にイキっ放し。

ビットコインの存在意義は既存貨幣の代替であって、資産ではない。世界どこにでも資金移動が出来て手数料がかからない、というのがメリット。今後の価格推移の予想のため、為替チャートと比較してみましょう。

ドル円の、1994年からのチャート

ドル円チャート

この前にはニクソンショックやプラザ合意の、為替制度そのものにまつわる事件があったけど、基本的には102円あたりを横軸に、上下に行ったり来たり

ところで、為替チャートでは抵抗線を一気にぴゅーっと抜けると、抜けたところまでいったん戻る習性があります。下の画像は今日の昼間のドル円の一分足。

一分足

為替相場は通貨を交換するだけなので、買いで入ると売りで決済するし、売りで入ると買いで決済しないといけない。なのであなたが決済しただけで、ドテンしなくてもドテンしたような効果を、相場に与える。上値のラインを抜けるといったん勢いよくローソク足が伸びるけど、利食いで反対売買が入ると、以前一気に動いた価格帯はオーダーが薄いため、戻るのも早い。これがいわゆるプルバック。

窓を空けて相場が始まるというのにも似てて、窓は高確率で埋められる。窓との違いは、そこに「成り行き」のポジションが入って見た目に隙間が埋まるかどうか。

こういった仕組みを大口のファンドが「やらせ」で演じるのが、一瞬価格を飛ばすストップ狩りとか、スプーフィングというやつ。

今のドル円相場は、3月15日に一気に下に抜けたところを埋めてる。

20170509ドル円

こういったところが一番取りやすかったりする。で、上下行ったり来たりの為替相場に対し

資産として扱われる株式の相場は事情が異なります

米国ダウ平均1970年からのチャート

ダウ平均

貨幣価値は発行数に比例して下がる一方、株の価値は長期では上がってゆく。(ただし日本株は事情がちと違う)

為替と株の根本的な違いは、為替は価値の交換アイテムであるのに対して、株(法人)はニンゲンが価値創造をする、というのがその評価の根底にある、という点。

さて、ビットコインは株と通貨どっちのチャートのパターンに近づくでしょうか?値上がりして喜んでるヒトも、半分ぐらいは利益確定しといたほうがいいかも。

そういえば2013年のバブルのときは、とんでもない大口取引が観測されてたっけ。ひょっとすると今回の相場も何か仕組まれてるかも。

これから乱高下が起こり、ビットコインで富む者、失う者、いろいろ出てきて、そのうちみんな労働とか、貨幣そのものの価値に疑問を持ち出すんじゃないかなぁ。社会構造が根本的に変化するための、通過儀式みたいなもん。

ビットコインは取引所アービのほうが美味しいかも・・・

ビットコイン価格というのは、取引所によって異なります。下の画像は2013年の11月時点、日本とヨーロッパの取引所の価格差。

ビットコイン価格2013

当時アービしようと思ったんだけど、資金移動のめんどくささと手数料がかかりすぎるのがネックで出来ませんでした。

今でも取引所によって価格は違う。

ビットコイン価格

今は当時と違い、ビットコインで入金できるプリペイドクレジットカードとか、手数料かけずに銀行口座間で資金移動できる方法(トランスファーワイズ)なんかもあるんで、可能かも。めんどくさいのを克服できる人は、チャレンジするといいかもしんない。

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