巷のニュースでは、トランプ大統領が安倍首相と会談したとき、特定米カジノ企業の日本市場参入を要請したと話題に。
ところが実際はとっくの昔から、閉鎖的な日本のギャンブル業界に対し、アデルソンさんが「カジノを作りなさーい!」とお金をチラつかせていた。
サクラをめでる島国では、カネの匂いに「オレもオレも」と与野党超えた「カジノ議連」なるものが出来、国会で降って湧いたように解禁論が活発化。パチ利権のケーサツは、新たに出来るカジノのライバルになるであろうパチンコ業界へ、降って湧いたように規制を強化しだした。
行政主導。新たな利権と天下り先を模索し、今更「ギャンブル依存症」なる病気ネタを持ち出し、利権を混ぜ込んだ法案作成めざし、分断工作。分断工作するものの、そもそもニッポンには「勤労の美風に反するギャンブルは違法だから存在しない」というのがタテマエ。突然降って湧いた議論に一般ピープルの反対意見が強く、理論はぐじゃぐじゃに。
結局、なし崩しで法案通過。
何を今更。
報道を見て私は「官僚と経団連に操られるニッポンのマスコミは、安倍さんに責任を全部擦り付けたいんだなぁ」と思った。カジノゲート事件。
しかしこのニュース、日本だけでなく世界中で報道されているのですね。
マスコミにワザと投げさせたブーメラン?
そんなところに安倍さんはトランプが貿易戦争を仕掛ける相手の中国を訪問。中国といえば、世界の工場。需要が見込まれる最大市場。経団連を構成する大企業、日経平均を構成する株式会社が近年稼ぎをひねり出してきた大事な国。
中国といえば、過去に国交正常化してスキャンダルに巻き込まれた政治家がいた。
1972年、突然の中国訪問で毛沢東、周恩来と会談。ニクソン・ショックと呼ばれた。その二年後、民主党本部への不法侵入と盗聴をやったと問題に。「ウォーターゲート事件」で辞任に追い込まれる。
一方、日本では同年9月25日、田中角栄総理が北京へ初めて訪問。空港で出迎えた周恩来と握手。角栄氏も1976年、「ロッキード事件」でタイホされる。ニッポンの影の権力、ヤクザの大親分児玉のおっちゃんも、脱税容疑でタイホされる。
中国と国交を回復した日米首脳が、コンプラ・コレクトネスに反する事件で追い込まれた。相手方は米民主党、ニッポンでは官僚機構。偶然だろうか?
コンプラ・コレクトネスで敵を追い込んだものの、タテマエとホンネ、善と悪、法律と利権、いってることとやってることを分離して他人に勝手に価値判断やってると、自分たちもおかしなことになる。
当時の勢力は、今ではグローバル企業と米民主党。ニッポンでは経団連に天下り官僚といったところか。
時代を今に戻し、カジノゲートを持ち出したトランプは、独裁者のジョンウン君とラブラブに。国内では自身の経験から、カジノで経済復興を目論む。中国へは貿易戦争を吹っ掛ける。
ちなみに今の国家主席は、当時の首相と漢字違いのシュウさん。
ワンワールド特務・周恩来の日本偵察 東アジアの勢力図を決した吉薗周蔵の奇縁(落合・吉薗秘史4)
偶然?
「世の中に偶然など一つもない、私は賭けても良い」byフランクリン・ルーズベルト
歴史は「国家対国家」ではない。
今回の報道、目論見が見え隠れする。やってることがあからさますぎる。
TOTAL HOAXなフェイク・ニュースを流布し利権を貪るコンプラ・コレクトネス連中が、当時とは逆の立場。トランプの復讐。覇道は覇道で返す。次の時代に向けて余剰な勢力は、まとめてSHITHOLEへ。