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ニュースレター2019

トランプの一人勝ち相場

the Worst and the Rotten

投稿: 更新:2019/11/09 by

ヒューマンガス

悲観材料を一切無視した、株式相場。先月、23000円ぐらいで折り返すと予想した日経平均。9月の上昇波動の1.328倍を超えて、もうすぐ1.618倍の23700円。黄金律。SP500と米ダウ30は、とうとうラッパ(メガホンパターン)を、上に吹いた。ならば、押すのは、「大嘗祭(おおなめまつり)」ないし「メリー・クルシミマース」なのだろうか?いっぽう、ドル円は、予想通り109.3あたりで押して、再度切り返してくれた。しかし一瞬のヒゲタッチ。やりづれぇ。

the Worst and the Rotten in Japan

香港にドイツ、「反税金」を描いたイエローベスト、トルコにソフトバンクにレポ金利、異常気象。ネガティブな材料は幾らでも拾えるのに、米中協議の第一弾がまとまるかどうかだけで爆上げ。やはり、トランプの一人勝ち相場と言うべきだろ。市場はネガティブをガン無視。

戦後の数十年で、通貨量は、金→信用通貨→架空信用通貨→デリバティブ、そしてデリバティブを支える金融緩和と、増える一方。そもそも、過剰に融通された通貨量に対して、買われる商品価値は圧倒的に足りない。私の考えでは、各段階で5倍の量に増えるはず。しかし5倍が限界。貨幣経済の実態は「偶像崇拝」そのものなのである。

となると、全てが株に投資されるとして、株価が5倍になってもおかしくない(どこが基準か?)ということになる。しかしそれに見合う実体経済は存在しない。いつか崩壊する。「ユニコーン」なんてのも怪しい。ソフトバンクが投資した「貸しオフィス」は新しい発想でもないし、楽天が損失を出した「電動貸しキックボード」なんて需要あるのか?なんであんなのにデカいカネが集まるのか?

どうせもうソフトバンクは助からない。というか、ニッポンではケータイ・ビジネスは、旧「公社」のNTTが全てベース技術を握ってしまってるので、官僚にとっては寧ろ、孫氏は敵。天下り先は散々やってるだろうに、今更ソフトバンクの「脱税」をバラされる。在日の孫さんは嫌われるが、自身で言うように、ホントに彼は愛国者なのかも。少なくとも官僚よりは愛国者だと認定出来る。霞が関にとっては、彼が「在日だから嫌われる」のが、都合良い。どうせ潰して、取り込んで、天下り先に、狙ってるのだろ。ソフトバンクは全てを抱き込んで自滅する気か?

戦時中も戦後も、ニッポンジンの敵は、欧米でも在日でもなく、同じニッポンジンの官僚組織。平成時代、世界の先進国で、同じ構造が出来上がった。人は国家官僚たちを「the Best and the Brightest」(最良の、最も聡明な人々)と呼ぶが、真実のところは、暗記と暗算、伝統主義と忖度システムの、サル山のサル。「the Worst and the Rotten」(最悪の、腐り切った人々)でしかない。AIが実用化されれば、暗記暗算能力すら無価値になる。近未来。デフォルトで無法状態。隠された情報が晒されると、上級国民狙いのBandits(盗賊)だらけだろうか?面白そうじゃねぇか。

で、トランプのやってる事は、メインストリームがしがみつく、実体の無い経済を、崩壊させてしまう。弾劾は民主党のブーメランになるし、米国だけが抜けた、パリ協定。二酸化炭素で「地球温暖化」なんて、そもそもがウソっぱち。この秋、北極並に寒くなってしまった米国中東部の農民に向かって「地球は温暖化しています」なんて言ったら、ショットガン向けられるんじゃないか?そもそも16歳の環境少女が言ってた「科学」なんてのは、2000年かけてのスピン情報に過ぎないのである。「エメラルド・タブレット」を研究してたアイザック・ニュートンは、なぜ上っ面情報「万有引力」で、世に出す知識の「寸止め」をしたのか?。敢えて言えば、温暖化対策として推奨される「危険な発電施設」が、いわゆる温暖化の原因である。ホントの科学知識が世に晒されると、利権の全てが終わってしまう。環境問題でも、トランプの一人勝ち。

話を戻し対中協議。中国へのケンカは、共産党内で対立してた、独裁派と民主派は、対アメリカで仲良くまとまってしまったとか。しかし香港では、遂にデモの現場で大学生が犠牲に。党にとっても、反政府にとっても、もはや後戻りは出来ない。しかし、この事態。一番困ってしまうのは、改革開放路線で香港を私利私欲に利用してきた、お掃除対象の、腐敗官僚たち。彼らは行き場を失う。そもそも、かつて鄧小平の「やっぱ中国で民主化は、あと「20年」は、無理だな!」という話。どゆこと?要するに民主化には、「世界の工場」ではなく、先に「独立した内需経済」なのだろ。

いっぽう、欧州では、「死んだほうがまし」のはずの、英国EU残留。延長したまま年末選挙戦。ECB総裁は世銀ラガルドおばさんに変わったが、ドイツ銀行の破たん処理報道は未だ。何かと時間合わせをしているようだ。しばらくジグザグで持たせるのか?

やっぱ「大嘗祭(おおなめまつり)」コースですかね。令和は「15日」だが、本来はケネディ大統領が暗殺された「22日」。そして次の日はバチカンの法王がやってくる。その後になるんでしょう。ならば12月頭あたり。さっさと暴落して、財政破たん。「北斗の拳の世界」になってくれりゃー面白いんだが。まー、それでも来年も当分、切り返して、同じ調子で上げるんだろうね。まあいいや。落ちたら拾おう。

2019相場予想「大嘗祭(おおなめまつり)ってなあに?」

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