なんでこの人たち正座してるんだろう?
世間は未だややこしい風邪で大騒ぎの中、円高が進みながらも日経株価が上がってゆく今日この頃。思い出すのが昭和末期の円高バブル。原因となった円高容認のプラザ合意が、1985年9月22日。米国の輸出減少と輸入拡大による、大幅な貿易赤字対策として繰り出した、レーガン政権の対日政策。
円が強くなった結果、日本では史上空前の内需景気。証券と不動産バブル。しかし1990年3月27日、大蔵省による総量規制がトドメを刺し、バブルは派手に弾ける。結果、30年のダメージ。日本の中流階級は、世界の貧困階級に。
なんで日本の大蔵省は極端な円高を容認したのか?
更に時を遡り、1985年8月12日に起こったのが、JAL123便墜落事件。オレンジ色の金属片が海に沈んでるとか噂があるが、ホントの原因は今も明らかにされない。ネットや123便の生存者、当時の客室乗務員による著作などから読めるのは、
- 1985年8月当時、国会では、官僚たちが防衛予算の増額作文を国会に通してるところだった。
- 同年8月12日夕刻、自衛隊が相模湾で無人標的機「ファイヤー・ビー」を打ち上げ、練習用ミサイル「チャカ2」で撃ち落とそうとしたところ、123便の垂直尾翼にヒット。
- 当然、予算の増額にはマズいわな。
- そこでボーイング社が、「原因は、ウチの後部隔壁施工ミスだわ!」と、自らドロを被った。
- 結果として防衛庁は国会で予算増額作文を通せたが、米国にはキョーレツな弱みを握られましたとさ。
というストーリー。必ず相場は間違える。迷惑なのは、予算を欲しがる奴ら。
旅客機墜落といえば、記憶に新しいのが、日本が原油を購入するイラン。今年の一月、ウランを濃縮するイランの、革命防衛隊が、ウクライナ国際航空機を誤って撃墜した事件。
イラン軍幹部「米ミサイルと誤認」 ウクライナ機撃墜
イランの首都テヘラン近郊で起きたウクライナ国際航空の旅客機墜落で、誤射を認めたイラン革命防衛隊の幹部が11日、国営テレビを通じて経緯を説明した。防空システムの操作員が旅客機を米軍の巡航ミサイルと誤認し、許可を得ないまま短距離ミサイルを発射したという。革命防衛隊の責任を全面的に認め、報告を受けた際は「死んだ方がましだと思った」などと語った。
潔く非を認めた革命防衛隊の幹部たち。その後トランプは、「イランは身が引けているようだ」と、自ら紛争を回避。
本当に革命防衛隊の誤認による撃墜だったのだろうか?写真を見ると、なんでこの人たち正座してるんだろう?
話を戻し、日経株価は未だ二番底を付けてないんだよね。世界には「次落ちたら拾い時」と思ってる人たちが、きっと居るに違いないのである。