リアルマネーオンラインゲーム
オンラインカジノの基礎知識

オンラインカジノの落とし穴

カジノ規約の一般的ルール

投稿: 更新:2018/01/26 by

落とし穴

オンラインカジノには注意すべき独特のルールがある。ビギナーにとってトラブルになりやすいものについてピックアップ。

目次

違法性の問題について

オンラインカジノ自体は海外でライセンスを取得していれば、適法である。いっぽう、日本からのプレーヤーにとっては、少々解釈がややこしくなる。

戦前の刑法を受け継いだ、現在の日本国の刑法、第二十三章によれば、「賭博そのものが罪」。しかしパチンコや公営ギャンブルは、明らかに賭博。そもそも条文自体がもはや実際の社会、経済、政策と矛盾しているのだが、今の実務の扱いは、賭場の運営者側、主に暴力団の資金源を取り締まる目的に、捻じ曲げられ、運用されている。なので、よく言われるのが、オンラインカジノ・プレーヤーについてはグレーゾーンという話。判断材料としては、オンラインカジノプレーヤーが起訴され、裁判で無罪、勝訴した判決がある。

一般の人にとっては関心の薄い話かもしれないが、日本の法律・法体系そのものと、解釈運用は、近代国家として明らかにおかしい点を、別の頁で詳しく論じた。いつか誰かが改正しなければならない。誰もやりたがらんだろうけど。

オンラインカジノの違法性「賭博罪は廃止された」論

法律=クソ

登録と入出金に関するルール

カジノは公的機関で免許を取って運営しているので、犯罪組織を呼び込まないためのルールが存在する。マネーロンダリング防止。

1世帯1アカウントのみ

1人につき1個のアカウントしか登録できない。しかいアクセスの同一性をIPアドレスで確認してるので、1世帯につき1つのアカウントしか登録できない。同居者名での追加もアウト。同じIPで重複アカウント登録すると、すべてのアカウントが同時に凍結される。通貨を変えるため(ドルから円に変えるなど)新アカウントが必要な時は、サポートに相談すること。

KYC(本人確認、あんたの客を知っとけよ)書面

最初の引き出しでKYC書面を要求される。写メをアップロード。

  1. 顔写真付き、公的機関が発行した証明書(パスポートか免許証)
  2. 住所書面(公共料金請求書、住民票、国際免許、銀行の明細など)

本人確認と住所書面、各1点づつ必要。日本語サポートがあれば日本語表記のモノでOK。本人確認書面は顔写真付きの証明書を手に持ち、顔が一緒に写っている写メが必要なところもある。

出金は入金した手段と同じもので処理される

電子マネーを使って入金し、ジャックポットを当てたとする。あなたが賞金を引き出そうとした場合、引き出しには入金に使ったのと同じ電子マネーを使う必要がある。違う手段を選んでも、強制的に入金額までは同じ電子マネーで引き出し処理され、あとで通知される。例外もある。クレジットカードでの入金だと、カードに戻せない(キャンセル扱いできない)ことがほとんど。その場合は電子マネーに出金できる。

ちなみに銀行送金は電子いったんマネーに送らないと出来ない。

電子マネー比較

トラブルになりやすいボーナス

軍資金を増やせるボーナス。ボーナスでカジノを選ぶ日本人プレーヤーは多い。しかしボーナスには条件が付く。一定金額まで賭けを行わないと、勝ち金の出金が出来ないのだ。

客とカジノの間でトラブルになりやすいのがボーナス。オンラインカジノが出始めた時代、条件のユルいボーナスを使って荒稼ぎするプレーヤーが多かったことから、カジノ側が対策したのだった。

ボーナスは、スキルが結果に関与せず、同じベット額で打ち続けても大きく勝てる(または大きく負ける)チャンスのある「スロット」に向いている。スロット以外のゲームでボーナスを使って遊んではダメな場合すらある。条件がめんどくさければ、ボーナスは貰わないこと。さらに言えば、ボーナス・アビューザー(毎度ボーナスを使って勝ち逃げする客・ボーナス目当ての濫用者)は、カジノにひどく嫌われる。

賭け金条件(プレースルー)

勝利金の引き出しまでに、一定額を賭けることが強制される。(入金額+ボーナス)×何倍の金額をベットすること、と表される。その金額までベットしないと、賞金の引き出しが全くできない。「何倍」という部分がカジノによって異なる。数字が小さい程、勝ち逃げしやすいカジノ。ただしボーナス条件が良いカジノほど、ボーナス濫用プレーヤーを嫌う。

ボーナス消化方法の違い

カジノによって賭け金条件の消化のしかたも微妙に異なっている。

  • 入金したチップ(キャッシュ)とボーナスが同時に賭けに使われるカジノ
  • キャッシュが先に消化され、キャッシュが0になった後でボーナスが賭けに使われるカジノ

前者の場合、条件クリアまで出金が不可のカジノと、ボーナスと賞金を諦めれば出金可能なカジノがある。後者の場合、ボーナスを諦めれば、途中でも出金可能。

カジノによってボーナス規約が異なるなので、確認しておくこと。条件消化の仕方がプレーヤーに有利なカジノもある。

除外ゲームと禁止ゲーム

ゲームの種類によって、賭け金条件を満たすパーセンテージ(賭け金条件換算値)が異なる。

スキルの要素が介在しないスロットは100%。勝敗にスキルが介在するゲーム、ブラックジャックやポーカー、バカラなどはほぼ0%(除外ゲーム)。ブラックジャックやバカラは「禁止ゲーム」として、ボーナスをもらうと遊ぶ事すら出来ない場合もある。

  • いくら遊んでも、賭け条件を満たせないのが、除外ゲーム。
  • 一度でもボーナスを使ってプレイするとボーナスと賞金を没収されるのが、禁止ゲーム。

ブラックジャックやバカラ、クラップスなど、ハウスエッジが低く、攻略甲斐のあるゲームは、禁止ゲームか除外ゲームに含まれる。

リスクの極端に低いベットの禁止

ボーナスは賭け方にも制限がかかる。ルーレットの赤黒両方へ賭けて流れを見るとか、一定数以上の数字を覆うベット、バカラでバンカーとプレーヤー両方へ賭ける行為は、ボーナス条件を不当に早く消化できるので禁止される。

高額ベットの禁止

資金量が増えたからといっても、高額ベットは禁止される。スロットのギャンブル機能やビデオポーカーでのダブルアップも禁止。資金量(またはボーナス額)の何%(だいたい30%ぐらい)以上のチップを一度に賭けてはならないという制限がある。

ベット額を上げるとボーナス条件を不当に早く消化出来てしまうのと、調子の良いときに大きく賭けられると、ローリスクで大きく勝たれてしまう可能性が高いのが理由。

引き出し時には履歴チェックがかかる

あなたのプレイ履歴はすべて記録される。両賭けなどをやった場合、そのときはバレなくても、引き出しの時にバレてしまう。ボーナスと賞金が没収される。

一方、カジノ側が不正をしていないか(ほとんどの理由はソフトにバグが起きていた場合だろう)を知るため、キャッシャー画面でプレイ履歴と結果の詳細を確認することができる。それをもってカジノ側に文句を言う。

入金不要ボーナスの出金上限

新規オープンやキャンペーンで無料チップを配布する場合がある。この場合、上記の条件の他、いくら勝っても無料チップの何倍までしか引き出せないという制約がかかる。だいたい3倍ぐらいだ。たとえば30ドル貰えれば、引き出し可能なのは90ドルまで。

さらに条件として、新規入金して、ボーナスをもらって、その条件を満たさないと、無料チップで得た賞金を引き出せない場合もある。あくまで客寄せ用チップで、本番前の「お試し」と割り切ること。

ボーナスとコンプポイントの関係

ボーナスとコンプポイント。どちらも客寄せの還元なのだが、客寄せに先に払うのがボーナス。よく遊んでくれる客に後払いするのがコンプポイント。多いのが10ドル賭けて1ポイント、100ポイントにつき1ドルで換金というパターン。

ボーナスはいろいろ条件が付く一方、コンプはそのままキャッシュとして引き出せるカジノが多い。ポイント累計でVIPランクが上がれば換金が良くなるカジノもあるが、その場合有効期限が付くことがほとんど。

最近はボーナスを無くし、コンプポイントの条件を良くして還元するカジノも出てきた。コンプポイントは勝っても負けても貰える。こまめに遊ぶならボーナス条件よりコンプ条件の良いカジノを選ぶという選択もある。

勝利金の一月あたり引き出し上限規制

たとえばあなたが1億円のジャックポットを当てたとする。引き出し上限規約があると、一度に全額を引き出すことはできない。どんな高額賞金でも一括で支払うというカジノがある一方、1月当たりの限度額が決まっているカジノがある。月当たり1万ドル前後というのが多く、高額賞金は分割払い。その内訳も「入金額+1万ドル」という規定のカジノ、「入金額を含めて1万ドル」という規定のカジノがあり、さまざま。数千ドル程度なら気にする必要もないが。

問題となるケースとして、後者の場合、その月の入金額累計が150万円。獲得した賞金が50万だったとき、合計200万円出金しようとしても、出金限度額が100万円だと、その月は種銭すら出金できなくなる。高額ベットで賞金を狙うハイローラーにとっては、ハウス選びの基準となる。

ブログランキング・にほんブログ村へ人気ブログランキング
エルドアカジノ
トップページカジノカジノの知識オンラインカジノの落とし穴