還元率が99.5%以上と高く、スキルで勝ち超すことも可能な、玄人好みのゲーム。それでいてルールは簡単。覚えればすぐに遊べる。
目次
ベーシックな、ブラックジャックのルール
ディーラーとプレーヤーで対戦する。ゲームは、配られたカードの合計が21を超えずに、21に近づけた方が勝ち。21を超えてしまうと負け。
カードの数え方
- エースは1又は11のどちらかの有利な数字としてカウント(オンラインでは自動計算)。
- 2~10のカードはそのままカウント。
- フェースカード(JQK)は全て10としてカウント。
ハンドの強弱
- 最も強いハンドはブラックジャック。1枚がA(1または11)、もう1枚が10かフェースカードで「21」となる組み合わせ。
- ブラックジャック以外は、エースカードが含まれるとソフトハンド、含まれないとハードハンドと呼ぶ。たとえばエースと8だとソフト19。
- ブラックジャックが出なければ、カードの合計が21に近いハンドの勝ち。
- カードの合計が21を超えてしまうと、バストとして負け。
払い戻し
- ブラックジャックで勝つと2.5倍。
- それ以外のハンドは2倍。
- 引き分け(プッシュ)は賭け金が返される。
- 双方がバストしたときはプレーヤーの負けでチップ没収。
ゲームの流れ
プレーヤーがチップを置き、ディーラーとプレーヤー双方にカードが2枚配られる。
ディーラーの1枚のカードは表向き、見ることが出来る。
あなたは、以下からアクションを選択する。
- ヒット:カードをもう1枚引く。
- スタンド:新たにカードを引かないこと。
- ダブル:賭け金を倍にし、もう1枚カードを引く。勝てば賞金が2倍。
- インシュアランス:ディーラーの表向きのカードがAのときの、保険をかけるベット。上限はベット額の半額。ディーラーにブラックジャックが来ていれば、最初のベット額は没収されるが、インシュアランスの2倍金額が支払われる。
- スプリット:自分のカードがペア(同じ数)のとき、ハンドを2つに分割できる。分割したハンドにも最初のベットと同額のチップを置くことになる。
次にディーラーがカードを見せ、アクションを選択。21に近かった方が勝ち。ちなみにディーラーは、17以上のハンドでは、ヒットしない。
勝てば配当を受け、負ければチップは没収。引き分け(プッシュ)の場合はチップが帰ってくる。
アレンジを加えたさまざまな種類のブラックジャック
ルールを細かく変更した、いろいろな種類のブラックジャックがあります。
- ハンドを諦めて、ベットの半額を受けることが出来る「ブラックジャックサレンダー」
- 複数のハンドで戦える「マルチハンドブラックジャック」
- 2つのハンドで戦い、1枚のカードを交互に入れ替える事が可能な、「ブラックジャックスイッチ」
など。
攻略法=ディーラーに先にバストしてもらう
ブラックジャックで勝ち越す秘訣は、自分がバストせずに、ディーラーにバストしてもらうという、地味な作戦。
理由。プレーヤーはヒット、スタンド、スプリットが自由にできる点は有利だけれども、双方がバストする場合に、負けになってしまう。これはプレーヤーに不利なルール。よって、自分のバストを少なくし、ディーラーのバスト機会を増やすのが、トータルで勝つためのエッジとなる。
インシュアランスは使わない。余分にチップを出し、取られる機会を作るだけである。
ハード12~16で、ディーラーにバストしてもらう作戦。
ディーラーは、16以下では必ずヒットするから、ディーラー側に2~6のカードが見えてる場合で、あなたのカードが12以上ならスタンド。12未満ならヒット。
そうすれば、最も不利な2であっても、10かフェースカードが続けて出れば、ディーラーは勝手にバストしてくれる。
そして、あなたのハンドにエースが含まれる場合は、
手持ちハンドがソフト17までなら、必ずヒットすること!
次にどんなカードが来てもバストすることがないし、ディーラーは17以上だとスタンドするから、21に近づけるチャンスへ積極的に賭けた方が良い。
ある程度勝ち越したら、欲張らず利益確定。ドカッと賭けて大儲け出来るタイプのゲームではない。