ビデオポーカーは、ポーカーゲームをスロットにしたもの。還元率が高く、スロットと違ってスキルの要素もあるし、対人の心理戦略が要らない点、ポーカーより気軽に遊べる。
目次
ビデオポーカーでのハンドの優劣
まず、暗記すべきもの。ハンド優劣のルール。内容は、カードのポーカーと同じ。
ハンド(役)の一覧
上から強い順。スーツ(ダイヤ・スペード・クラブ・ハート)どうしでのの強弱は、無い。
ロイヤルフラッシュ
同スーツかつ最高ランクのカード5枚。
ストレートフラッシュ
同じスーツで連続した数字。
フォーカード
同じ数字のカード4枚が含まれる。
フルハウス
数字の同じカード3枚+数字の同じカード2枚。
フラッシュ
5枚すべてが同じスーツのカード。
ストレート
スーツは異なるが、5枚の数字が連続していること。Aは、(Kに続く)大きい数にも、(2に続く)小さい数としても有効。
スリーカード
同数字のカード3枚が含まれる。
ツーペア
同数字のカード2枚2組が含まれる。
ワンペア
同数字のカード2枚1組が含まれる。
カードランク
カードの「数字」の強弱のこと。上の図では左から右へ向って、2が最弱でAが最強。
ジャック・オア・ベターの戦略
ビデオポーカーにはルールをアレンジした様々な種類があるが、ベーシックで遊びやすいのは、ジャック・オア・ベター。
ハンドの強さによって賞金倍率が決まっている。ただし配当を受けられる役は、J以上のワンペアから。
戦略上、コインは常に、最大枚数5枚ベットする。ロイヤルフラッシュの配当が、コイン4枚までは4倍なのに対して、5枚では16倍の4,000倍賞金と、5枚ベットでだけ高額賞金を得られる。還元率は、マックスベットでは99.54%に対し、少ないコインでプレイする場合は98.37%と、不利。常にマックスベットで賭けること。
ホールドすべきカード
ビデオポーカーには、役を揃えやすいカードを残してくれる「自動ホールド機能」が付いている。しかし、そのままでベストな選択ではない。勝率を上げるためには、下の順位に従ってホールドする。
- フォーカード、ストレートフラッシュ、ロイヤルフラッシュ
- ロイヤルフラッシュのドロー(4枚)
- スリーカード、ストレート、フルハウス
- ストレートフラッシュのドロー(4枚)
- ツーペア
- ハイペア(JJ以上)
- ロイヤルフラッシュのドロー(3枚)
- フラッシュドロー(4枚)
- ローペア(1~10)
- ストレートのオープンエンドドロー
- 2枚の同スーツカード
- ストレートフラッシュドロー(3枚)
- スーツの揃っていないJ以上のカード2枚(2枚以上の時は、低い数字を優先して2枚)
- スーツの揃った 10とJ、10とQ、10とK
- J以上のカード1枚
ドローは役の完成にカードが足りない状態。たとえば10,J,Q,Kは、オープンエンドのストレートドロー(頭か後ろの、9かAが揃えば役の完成)。
上のルールに当てはまらない場合は、全てのカードをチェンジ。