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相場の知識

今、レバレッジ規制の理由

役人による対症療法

投稿: 更新:2017/10/28 by

金融庁がFX業者のレバレッジ規制を、またやるそうで。25倍から10倍。お話にならない低レバレッジ。FX業者を潰したいのか?と思ってしまうが、そのような荒業を使うには、魂胆あり。

目次

銀行への規制と同列の扱い

外国為替相場が急変動した際、個人投資家や金融機関が想定を超える損失を抱えるリスクが高まっていると判断した。国内の取引高は約5千兆円に上る一方、FX業者への規制は銀行などに比べ緩い面がある。規制見直しで日本発の市場混乱を防ぐ。

金融庁はFXの業界団体、金融先物取引業協会と規制見直しに向け協議を始めた。早ければ来年にも内閣府令を改正して実施する可能性がある。

2017/9/27日本経済新聞電子版

バーゼル3だっけ?大手銀行は、自己資本比率が上げられる。

ゼロ金利時代の銀行は、一般ピープルの暗号通貨への市場移動も重なり、青息吐息。銀行がヤバいんだから「レバレッジかけるFX業者はもっとヤバいんじゃないの?」ということで、レバ規制。

じゃあ、レバ規制すればニッポンのFX業界はそれで助かるのかというと、「それを言っちゃあ、お終いよ!」というハナシだが、

そもそも「規制」というものが無意味、効果なし

政治家や官僚がやる政策とか規制と呼ばれるものの本質は「ピンポイント微分、対症療法」に過ぎない

微分

長期の社会現象、自然な流れは、黄金律曲線

しかし「今」を切り取って、A地点を拡大すると、a-bという直線が見える。この直線から「傾きの式」(法則性)が得られる。

政治家や官僚は「傾きの式」を使い、未来予測、政策や規制を作る

その傾きの線を、長期曲線に乗せてみる。(これは、実際には目に見えないが)

すると、点Aに接する線が描かれる。

しかし曲線と直線、a-bの傾きの線は、曲線の終点Bには、決して、接しない。

政策や規制と呼ばれる「ピンポイントな化学療法」は、100発100中、例外なく的外れ!

がん治療と同様、「化学療法」は正常な細胞も殺してゆく。

がんの増殖止められないどころか、免疫シールド崩壊、ハイスピード病状悪化!!

そして、

病気の根本原因は何ひとつ治癒されないまま、死の時を迎える!

参照:「政策」が必ず失敗する原理

次、

思えば前回2012年、レバレッジ規制の後の相場・・・

年の暮れ、民主党から自民党へ政権移動、安倍内閣。

すぐに相場が反応

ジャブジャブマネー為替介入、円安ドル高、株価急上昇!

それも効果なし。

先進国すべて金融財政、皿回し経営状態。

中東と極東では、何を企んでるのか、ゴチャゴチャと。

これから何をやるか、何が起こるか、彼らが分かっているとしたら?

何かのショックで相場が大きく動くと想定してるなら???

ところで

ニッポンのFXは、相対取引

客の注文は、インターバンク市場のカバーなし、店頭取引。

つまり「呑み

最近の海外ブローカーみたいに自動ゼロカットするシステムが無いので、相場がバッコンバッコン動くと、ヤバい。

窓が空き、客のロスカット効かないかもしんないし、逆に放置ポジション大化け、一夜で億トレーダー出現も。

そうなると、客が追証で破産、踏倒しあれば、逆に業者の支払拒否も。

そういうことを想定してのレバ規制なら、2018年は大相場?!

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