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トレード手法と攻略法

最小労力でストレスなく利益をつかみ取る逆指値手法

相場のサカナ釣り

投稿: 更新:2016/03/13 by

僕はスキャルピングが苦手。ずーっとチャートを見続けなければならないのが苦痛。

値動き乏しい時はメタトレーダー閉じて本を読んだり、トレーニングしたり、エロ動画見たり、他の事もやりたい。

が、肝心のチャートが動き出した時にチャートが見れなくて、チャンスを逃す事が良くあった。

「クッソー」と思って慌ててポジションを建てたら逆行、負けるの悔しいからナンピン、ビクビクしながらチャートをずっと凝視、結果、手が離せなくて他の事が出来なくなる。

「あー、こんなストレス感じるのヤだなー」と思っていろいろ考えた結果、やり出したのがコレ。

このやり方だと、あらかじめ仕掛けを作っておいて、釣れるのひたすら待つだけなので、気分的にラクなのだ。

目次

この手法が向いている人

この手法が向いているのはチャンスを待てる人。逆にアグレッシブにポジションを持ちたい人には向かない。仕掛けを作ったら、暫く放置しないといけないから。

日単位で見れば、実際に約定してトレード出来る機会は少ない。が、月に数回は狙えると思うし、いろいろな通貨ペアを見渡せば、トレードチャンスも多く見つけられるハズ。

そして、この手法にフォーカスしてトレードすれば、狙える値幅は大きいし、損切りリスクを大幅に減らすことが出来る。

"ハンティング"ではなく"フィッシング"

この手法は①ブレイクアウトの仕掛けを作っておいて、約定して利食いが出来れば、続けて②プルバックを狙う、というやり方。

前者のブレイクアウト手法はそれだけやって食ってるという専業トレーダーもいるぐらい基本的なトレード手法、この手法だけで数百万円の資金を数億円にまで増やしたトレーダーがいるらしい。

どうやるかというと、相場が膠着している値動きの乏しいところを狙って逆指値で注文を入れておき、レンジを抜けて大きく動くところで利食いする。

イメージとしては、チャートを常に監視しながら値動きを捕まえるスキャルピングを”ハンティング”に例えると、ブレイクアウト手法は仕掛けを置いといて釣れるのを待つ”フィッシング”。

次、やり方について。

ステップ1 - ブレイクアウト狙い

レンジ相場やもみ合いになっている状況で、逆指値を使って注文入れとく。

FXでは売り方と買い方の力関係がチャートを動かす。

売り方が売り方として、買い方が買い方として手仕舞いは出来ず、売り方が手仕舞いする時は買い方になって、買い方が手仕舞いする時は売り方にならなければならない。

売り方と買い方の力が拮抗している状態ではレンジで推移。

が、全てのトレーダーが意識する価格帯を突き破ると、ロスカットを巻き込んでダブルの力、新規参入が出てトリプルの力と、短時間で大きな値動きが起こるから、そこを狙う。

つまり、相場が停滞している時に仕掛けておく。

値幅が狭い状況でもみ合いの時間が長ければ長いほど値幅が期待出来るから、狭い帯域で相場のカベ(サポレジ)を何回も突っついてイきそうになりながらガマンして、時々ガマンしきれずにダラ~とチャートが伸びたりしながらまたカベを突っついて、だんだん動く値幅が小さくなってきたところで狙う。

そんな欲望を溜め込んだ状態でカベを突き破れば一気にドピュッと遠くまで飛ぶから、大きな値幅が期待出来るのだ!(極端な例では、スイスフランのペッグ外しとか)

エントリー方法

動いている値幅の「外側」に逆指値で注文を入れる。逆指値とは「指値を上回れば買い」「指値を下回れば売り」といった注文方法。メタトレーダーの注文画面では「buy stop」「sell stop」

まず、週足で大きな流れを確認、何回も突かれてる帯域に横線を入れとく。さらに1時間足、4時間足を確認。

前回、前々回あたりの高値・安値をよく観察する。その高値・安値が過去に何回も突っつかれて、重要な節目となっている事を確認して注文を入れる。

TPとSLの設定

TPは、仕掛けを入れたレンジの左側、1つ外側レンジの直近高値・安値が目安。

しかし、僕はプルバックのリスクを見込んで、値幅の6割~7割ぐらいを利食いポイントにする。抜けたチャートは必ず元の場所に戻る性質があるので、欲張り過ぎるとリスクが増えるし、次のプルバックのチャンスが拾えなくなる。

SLは、仕掛けを入れる現在の安値よりちょっと上あたり、レンジ幅の1/3上あたりで入れる。(その時の状況で適当に変える)

あとは、約定するのを待つだけ。

ちなみに約定したらケータイに「ピコ~ン」とアラームが鳴るようにMT4を設定しておく方法もある。(僕はチャート見ながらやるが・・・)

約定したら

ブレイクアウトだけを狙うならほったらかしで良いが、続けてチャートが見れるようであればリアルタイムの動き見て手動で利食い出来るし、次のプルバックを狙う事も出来る。

ロスカットポイントを動かす

これ重要。

ローソクがギューンと動いたら、まずロスカットポイントをグイッと引っ張ってプラス域に持って行っておく。

これで怖いものなし。

時間軸を切り替えて監視、利食い

あなたは今1時間足を見ていると思いますが、短い足、1分か5分か15分に切り替え。

値動きがチョロチョロと停滞しだしたら、欲張らずに利食い。一気に値動き起こると戻りも早い(プルバック)ので、注意!

ステップ2 - プルバック狙い

逆張りトレーダーは本領発揮の場面。

よーく過去チャートを見てみよう!短時間で一気に抜けたローソク足は、ほぼほぼすべて隣の足で元の場所に戻っているのが確認できる。

スグ戻ってなくても、数日~数週間、数か月後には”必ず”戻っている。

抜けたら一度必ず戻るというのが為替相場の大原則。

ネット上ではこれを「ブレイクアウトのダマシ」と表現してる人もいるが、ダマシでも不運でもなんでもなく、戻るのが当たり前のことなのであった。

相場の原理+カベ際戦略

なので、ブレイクアウトで得た利益をプルバック狙いに再投下。先に利益出てるから、負けてもマイナスにならない。

TPは安全を見て抜けた所までの値幅の5割~多くて7割ぐらいで勘弁しとく。

SLは、チャートをギュッと縮めるか、時間足を切り替えるかして左側を見て、抜けたところのレンジの下のレンジあたりに置く。

ギュッと縮めたチャート全体を俯瞰して、あらかじめ高値安値のところに横線を置いておくと、レンジの幅が分かりやすい。

・・・あとは利食いかロスカットされるの待つだけ。

簡単でしょ??

ただし注意点として、行って来いで派手にバンバン動く雇用統計の時は、ちょいとやりにくい。

具体的な狙い方解説。

プライスアクション2(ターゲットと狙い方、具体例と解説)

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