チャートに見られる数秘術。数秘術といえばユダヤのカバラ。カバラでは複数桁の数字は、桁を無視して合算、1から9の一桁数で占う。
目次
宇宙法則に基づいた、カバラ数秘術
数秘術の最大数「9」
数秘術とは?
数秘術(すうひじゅつ、英: Numerology)とは、西洋占星術や易学等と並ぶ占術の一つで、ピタゴラス式やカバラ等が有名である。「数秘学」とも言う。 一般的な占術の方法は「命術」で、占う対象の生年月日(西暦)や姓名などから、固有の計算式に基づいて運勢傾向や先天的な宿命を占う方法である。
一般的に、生年月日や姓名を数字に置き換えて、ひと桁(11、22、33等は例外の場合有り)になるまで全ての数字を足し、最後に出た数字(数字根)の持つ意味から占う。誕生日からは誕生数が、姓名からは姓名数が導き出される。また、誕生日や姓名の一部だけ計算したり、誕生日と姓名の数を組み合わせたりする事もある(誕生数・姓名数は、違う用語が使用される事もある)。
カバラとは?
カバラーとは、ユダヤ教の伝統に基づいた創造論、終末論、メシア論を伴う神秘主義思想である。独特の宇宙観を持っていることから、しばしば仏教における密教との類似性を指摘されることがある。
しかし、これはもっぱら積極的な教義開示を行わないという類似性であって、教義や起源等の類似性のことではない。
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人の運命を占うことは目的でないので、あまり深くは掘り下げない。数秘術の起源は、おそらく、フィボナッチ黄金律と同じく宇宙の法則性に基づくもの。着目するのは、数秘術では一桁の数字を対象とし、「9」が最大数であるという点。
地軸の歳差運動にみられる共通数
伝説、神話の中に地球の地軸の歳差運動の数字があちこちに鏤(ちりば)められている。このことから世界の宗教は、ある特定の同類の存在が作ったものであることが見えてくる。
その中で9で割り切れる歳差運動の数字に注目する。
地球の地軸は固定されておらず、コマの軸のように微妙に円運動をしている。それを歳差運動という。地軸の円運動は2万5920年で一周する。30度動くのに2160年。
春分の日の、日の出の太陽の背景には12星座のどれかがある。その移行速度は1星座で2160年。歳差運動と完全に連動している。
イエス・キリストの時代は魚座で、そのため初期のキリスト教のマークは魚であった。
これらの歳差運動の数字が、古代の神話の中に鏤(ちりば)められている。
歳差運動を表す数字は3や9で割り切れる数字で、とくに12、30、36,54、72、108、360、2160、4320、25920といった数字ですべて表現できる。
地軸が一周するのにかかる25920年、30度で2160年、15度で1080年、1度で72年と、すべて9で割り切れる。これらは偶然ではない。
国際プロジェクトSETI(地球外文明探査)の40周年を祝う会議上で、おそらく太陽系は優れた文明によって構成された人工システムである、と宣言された。
つまりこの太陽系は異星人によって造られたのである。
この歳差運動に関わる数字が、世界各地の神話や建築の中に見出せるのである。
異星人が太陽系を創ったかどうかはどうでもよいが、太陽系には「9」の法則性が存在している事がわかる。
カバラというと、バカラを連想してしまうのだが?
カジノのバカラでは、一桁数字が9に近いほうが、勝ち。
日本のカードゲーム、”おいちょかぶ”でも、9に近いプレーヤーが勝ち。
ブラックジャックのように、親(胴元)と子(張子)で争う博戯。配られた2枚または3枚の札の合計値の一の位が、カブ(9)に近ければ近いほど勝ちとして、賭けていた点数を勝った方が負けた方からもらえる。点数のやり取りは親対子で行われ、親は何人もの子を相手に戦わなくてはならず、子のみが張り点を決めることも出来る。
おいちょかぶでは、0~9の数字をそれぞれ下記のように呼称する。なお、呼称には地域によって差異が存在する。
- 0 - ブタ(またはドボン)
- 1 - ピン(またはチンケ、イッカチ、インケツ、ツン)
- 2 - ニゾウ(またはニタコ)
- 3 - サンタ(またはサンタコ)
- 4 - ヨツヤ(またはシスケ、シホウ、シケ、ヨンタ、シス、シスン、シニ)
- 5 - ゴケ
- 6 - ロッポウ(またはロッポ)
- 7 - シチケン(またはナキ)
- 8 - オイチョ(またはヤイチョ、ハッポウ、チョウベ)
- 9 - カブ
ブラックジャックでは21で勝ちなのに、バカラとおいちょかぶは、なんで「9」なのか?数秘術と関係??賭けにおいて9の数字に意味と法則性が存在するならば、攻略にも使えるのでは?
チャートにみられる「9」の不思議な性質
実は、チャートに9の倍数で線を引くと、大雑把な戦略が立てやすい。
ドル円週足
大きな流れでは、9円幅で推移する。102円を串に上下に行ったり来たり。今は111円から119円の中心の115.5円に届くかどうか、というとこ。
そして、9円幅の串にまとわりつくと、レンジ相場に入りやすい。
ユーロドル週足
900ピプス幅で平行線を描いた。今は1.18のサポレジから、下に離れつつある。
金ドル週足
商品先物でも
1260ドルのサポレジで反発して上に行くかどうか、というところ。
BTCUSD日足
暗号通貨でも
ボラが激しいので、9,000ピプス(900ドル)で引いた。勢いで少々突き抜けることがあるが、概ね900ドル幅で推移。
日経225CFD週足
株インデックスでも
今は22,500円を目指すかどうか?選挙も終わったし、一般大衆がバブルに気付いて飛びついたら、落ちる気がするが・・・(この不景気で飛びつくのか?)
このように、あらゆるチャートに9のサポレジが効く。
お試しあれ!