ヘボナッチを使った雇用統計でのブレイクアウト狙いのやり方。(2017年6月2日ユーロドル)
目次
カベ(サポレジ)と値幅の確認
まず、1時間足で5/29~6/2の週のユロドルの
カベと値動きの幅を確認
縦の赤線が雇用統計時(21:30)のローソク足。
このチャートは、ヘボ線だけではカベが分からない。ローソクがすべてのヘボ線の上で推移している。
そこでこの週の値動きのジグザグの頂点付近に着目する。下は1.1115から上は1.1255で140ピプス幅、中心に1.1185の抵抗があって、大まかには70ピプスづつの幅で推移。多少のブレはあるが、カベは切りの良い数字で捉えた方が分かりやすい。
さらに70ピプス幅の半分の1.1150と1.1220にも抵抗があるのが分かる。それぞれのカベに横線を置く。雇用統計直前は1.1220のライン直下あたりにいた。
チャートはランダムなように見えて、不思議と同じ幅で動くことが多い。みんな定規でもあててトレードしているのだろうか?
狙う値幅
今週動いた幅とそれ以前のカベから、35ピプス~最大70ピプスぐらいか、と予想して、ラインをコピペ。
次、
時間軸を変えて観測、エントリー
30分足に切り替え
ヘボ選が下側に2本あるので、そっちには抜けにくいだろうと推測。理由は移動平均は動的なサポレジの意味も兼ねるから。
ヘボナッチでのカベの認識は、時間軸をいろいろ変えてみないと判断できない。
5分足
今日はほとんど動いていない。3本のヘボ線がローソク足付近にまとまっており、売り買いのエネルギーが拮抗していることが分かる。すぐ下側にも1本。ブレイクアウト狙いには最適な環境。
1分足
僕はエントリーと利確には1分足を使う。
ローソク足形状を早く確認したいのと、1分足だと小さなカベも見えてくるので、エントリーの理由付けに使う。
雇用統計では指値・逆指値は使わず、ローソク足の動きを見て手動でエントリー。どっち行くかわからないギャンブル相場、ヘタに売り買い上下逆指値でストップロスを入れて放置すると時間差で往復ビンタを喰らうことがある。雇用統計なんて、どうせ表向きの実態経済とはかけ離れたデータ、みんな賭けの理由が欲しいだけなのだろう。
エントリーしたら上の35ピプスラインを超えたところで跳ね返ってきたので、利確。
雇用統計で一気に抜けたローソクは戻すのも早いので、戻りだしたら素早く決済。(ドテンしてみたが、この日は戻らなかった)