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ハーバード&ブッダ流スキル習得理論

色受想行識

投稿: 更新:2017/06/28 by

トルーマン

対象はFXでもギャンブルでも仕事でも、何でもいいのですが、どのように勝つためのスキルを習得するのか、の話。ハーバードかどっかの優秀な教授の研究から、ニンゲンの学習過程には5段階のレベルがある事が分かっています。

目次

ハーバード流「学習の5段階説」

これは海外在住のコピーライター、Xさん(サイト閉鎖)から得た情報。FXトレードにあてはめて説明。

レベル1.データ

ピプスとか、ロングとか、ショートとか、ドル円とか、押し目とか、戻りとか、ストップロスといった、キーワードのこと。画像を見せられて「これなぁに?」と聞かれると、「ボリンジャーバンド!」と、答えられるレベル。

ニッポンの義務教育では、データの詰め込み具合で優劣を付けられる。

レベル2.情報

データを組み合わせ、意味あるものにしたのが、情報。たとえば、「押し目では、ロングで入ると利益が出る」といった感じ。大学で扱うレベル。

レベル3.知識

押し目とは具体的に何か?値幅の狙い方、チャートのパターン、エントリーのやり方、資金コントロールなど、トレードの実地で使える戦術マニュアル。

一般に、情報商材やビジネス・スクールで扱うレベル。

レベル4.理解

チャートを見て、考え、戦術どおりエントリー。毎月プラス収支で終えるようになりました。

繰り返しトレードした経験から、あなたは商材で得た「戦術」のやり方を、「なぜそうすべきなのか」がわかりました。

経験を通して理解を深める段階。

レベル5.智慧(ちえ)

複雑な情報を一瞬で直感的に分析、臨機応変に対応できる、熟練トレーダーのレベル。

あなたは値動きの特性、相場の本質を深く理解しました。チャートをパパっと見るだけで、値幅と可能性を想像し、ポジションのサイズを判断する。

ショートで入って突発的な吹き上げがあっても、「どうせここで止まるから」、と作戦切り替え、戻りを狙う。といった、余裕を持てるようになりました。

智慧のレベルでは、複雑な事柄を相手に、いちいち順序どおり既存のセオリーにあてはめ、計算して答えを導く、「数理系」の発想はしない。「型」を捉え、いきなり答えを直観する、「幾何系」の発想をする。

・・・以上、大卒でも、学習レベルは「レベル2」どまり。

学校の勉強が、社会人になったら全く役に立たん、というのは当たり前。

実は、仏教にも似た話があって、

仏教の五蘊(ごうん)

五蘊wiki

蘊(巴: khandha, カンダ、梵: स्कन्ध, skandha, スカンダ) とは、「集まり」の意味で、五蘊とは人間の肉体と精神を五つの集まりに分けて示したものである。

この五蘊が集合して仮設されたものが人間であるとして、五蘊仮和合(ごうんけわごう)と説く。これによって五蘊(=人間)の無我を表そうとした。古くは阿含経の中に言及されている。・・・「色」は物質的存在を示し、「受」「想」「行」「識」は精神作用を示す。

人間の心身の機構を羅列的に挙げ、それによって人間の生存およびその環境の全てを表そうとしたものである。

色蘊(しきうん、梵: rūpa) - 人間の肉体を意味したが、後にはすべての物質も含んで言われるようになった。(例:桜そのもの)

受蘊(じゅうん、梵: vedanā) - 感受作用(例:桜の木をみて「美しい」と感じること)

想蘊(そううん、梵: saṃjñā) - 表象作用(例:眼をつむって「桜」というイメージを思い浮かべること)

行蘊(ぎょううん、梵: saṃskāra) - 意志作用(例:桜の枝を瓶にさしてみようと思い巡らすこと)

識蘊(しきうん、梵: vijñāna) - 認識作用(例:「桜」と認識すること)

仏教というのは、もともとは「宗教」でなく、学問。キリスト教や他の宗教でも同じなのでしょう。上の学習の5段階と五蘊を対応させると、なんとなく似てる。

トレードでいえば

  1. 色=データ・・・チャートが存在し
  2. 受=情報・・・チャートを知覚し
  3. 想=知識・・・チャートを想いうかべ
  4. 行=理解・・・チャートの使い方を考え
  5. 識=智慧・・・チャートを認識し、判断を下す

よって、トレードで上手くいかないのは「認識が出来てない」という事。「認識」を、邪魔するものがあるのかも?

ちなみに、この考え方からすれば、いくらカネを払って高等教育を受けても、認識すら出来ない、つまり「人間」にすら、なれんちゅうこと。お国の中枢の、高学歴のおエラいさん達がおかしな事ばっかりやってても、なーんも不思議な事ではない。家畜が家畜の世話を、どうやってカネ取っておせっかいしようか、考えてるだけですから!

次、

執着すると苦しむという話

五蘊盛苦wiki

五蘊盛苦(ごうんじょうく)とは、仏教の説く四苦八苦の一つ。元のパーリ語は、パンチャ・ウパーダーナ・カンダ・ドゥッカ(pañcupādānakkhandhā dukkha)。

パーリ語の組み合わせは、「パンチャ」は「五つ」、「ウパーダーナ」は「執着する、固執する」、「カンダ」は「要素(蘊)」、「ドゥッカ」は「苦」という意味なので、 「五つの要素に執着する苦しみ」というのが原文の意味である。 日本仏教においては五蘊盛苦を漢訳の訳語から解説する場合が多いが、漢訳の五蘊盛苦では「ウパーダーナ」、つまり「執着する」という意味が入っておらず、原文のニュアンスが伝わりにくい訳となっている。

もともとの釈尊のパーリ仏典で言っているのは、五つの要素(五蘊)、つまり色・受・想・行・識(身体・感覚・概念・心で決めたこと・記憶)のそれぞれに執着することが苦しみと説いているのであり、この五つの要素そのものが苦だと説いているわけではない。

自分自身が生きている(心身の活動をしている)だけで苦しみが次から次へと湧き上がってくることであり、五蘊とは以下の五つを指す。

色(しき) =すべての物質を指し示す。この場合、「身体」機能が活発であるために起こる苦しみ

受(しゅ) =物事を見る、外界からの刺激を受ける「心」の機能

想(そう) =見たものについて何事かをイメージする「心」の機能

行(ぎょう)=イメージしたものについて、何らかの意志判断を下す「心」の機能

識(しき) =外的作用(刺激とイメージ)、内的作用(意志判断)を総合して状況判断を下す「心」の機能

ニュースや、アナリストや、他のトレーダーの言動や、インディケーターの表示などでもたらされる思い込みに執着し過ぎるとダメ。常に、チャートのあるがままを受け入れる必要がある。

南無阿弥陀仏。

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