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法律=クソ

鳴かぬなら~ころしてしまえ~ホトトギス~

投稿: 更新:2019/02/04 by

比叡山焼き討ち

「法律」って守る価値のあるものですかね?論理性の問題。日本では官僚が憲法違反行為で法案作成。”選挙で選ばれていない役人”が昇進めざし、勝手に作文。コンプライアンス?あほらしい。法律の起源は契約。NHKの下請けが来るとケーヤク、ケーヤク。ケーヤクって何さ?判決がどうのこうの。双方合意調印文書なんて無いだろ?何がケーヤクだ!エラソーに。そもそもオレ様と国家の「社会契約」調印文書なんて実在するのか?出してみろよ!出せねぇだろうが!ペテン師どもめ!

なぜ法律を問題にするのか?法律こそが既得権の温床=犯罪の温床であり、その基盤である法思想が全くの迷信の産物であって、数年後、人類が次のステージへ進むのには避けては通れない、過去の”粗大ゴミ”処分問題の核心となるからだ。

目次

ホーリツの歴史超概論

ニッポンのホーリツは、ヨーロッパから輸入された。

江戸末期、欧米から「国を開けなさーい!」と迫られたニッポンは、とのさま幕藩体制を近代国家に変身させるべく、急いで幕府を政府に変え、国家元首をとのさまから天皇に変え、ケンポーとホーリツを公布。

憲法や刑法はヨーロッパに人材を派遣し、ドイツ製のを真似た。民法は、おフランスの法学者を呼んだ。法学者に「ワシ、ニッポンの事なんも知らんけど、ええの?」と言われながら、おフランスの民法を急いで直訳。

ホーリツの起源は「神との契約」

ドイツもフランスもヨーロッパは全部キリスト教文化。社会ルールは聖書がベース。聖書は「神との契約書」。契約を守らない事が罪とされる。

むかしむかしローマ帝国時代。個人間の売買やらなんやらの契約、皇帝や役人や一般市民の、商売やら復讐やら「契約」の取決めはすべて、「市民法」というのがあった。公私まとめて「市民法」。欧米に「公法・私法」というカテゴライズは無い。

いっぽう人が人であるための「内心の法」は、ローマン・カトリックの戒律。産まれて教会で洗礼を受けないと「人」として認められないし、結婚も教会で誓わないと成立しない。死んだら葬式やらないと天国へ行けない。「内心の法」は絶対で、守らなければニンゲンでは無い。異端は「ケモノ」か「悪魔」扱い。

いかに皇帝でも、人民を率いるには権威が必要。世俗が権威には、逆らえない。昔は教会が全ての権威を独占していたので、坊さんたちは威張り放題。権力は腐る。聖書がギリシャ語で読みにくいのを利用し、人々には読ませず、自分らにだけ都合の良い、聖書には記述の無い、勝手なルールをバンバン作った。

しかし聖書を読みだした人々から、「お前らのやってることと聖書に書いてることは違うぞ!おかしいだろ?」と反発が起こる。解釈が異なる、いろいろな宗派が生れた。

中世。宗派が違うと「異端は人に非ず」で、王と王、王と教会、個人と個人、ヨーロッパ中で血みどろの殺し合い。教会は異端を見つけ次第、「Witch Hunt」火あぶり。

ペストが蔓延。神に祈っても治らない。屍体だらけ。ヨーロッパ中が荒廃。いい加減皆が疲れ果て、やがて停戦。「その国の王さまが信仰してる宗派なら、信じてもオッケー、ヒトとして認める」これが信仰の自由の起源。

朕は国家なり

ニッポンが民法を輸入した、おフランス。

農業と産業の技術が発達し、領地と子分を大勢持った王さまの権力が絶対となった。王さま=主権者。主権者の権利は絶対。ここに初めて「国家の主権者」が現れた。

王さまと貴族は贅沢の限りを尽くし、需要を喚起した。贅沢三昧、食っては吐き、食っては吐き。啓蒙君主。短剣に肉を刺して食べてた野蛮な民衆に、王さまは美味しい料理の作り方、ナイフとフォークを使ったエレガントな食事マナーを教えた。

しかしいつも上手くはいきやしない。

代替わりした王さまは、オモチャ遊びしか能が無かった。そこに飢饉が起こり、国家は超ビンボーに。それでも王族は贅を尽くし、いい思い。飢えた市民の怒りは爆発。

近代法で国家を規制

ロックやルソーが新しい法理論を編み出す。「市民の手で、契約によって国家を作る」という発想。新大陸アメリカでは移民が「オレらは議員出してないのにお前らに税金なんぞ払うか!ボケ!」と本国(英国)から独立。

おフランス革命。「役立たずめ!」怒れる市民は王族の首をギロチンで刎ねた。

近代国家の成立根拠は、「神との契約」を、「国家との契約」にスライド。神との契約の概念を、民衆どうしが国家を作る概念に転用した。教会の中で研究されていた内心の法「自然法」を「市民法」にミックスさせ、民主国家の法体系と裁判システムが創られた。民主主義国家では憲法で市民の権利を確保。王様に替わり市民が「主権者」として、法に基づき議会の代表を選出し、国家権力をコントロールする。

よって、ホーリツは聖書が起源であり、近代法の目的とは「市民が国家を規制」するものである。

敬虔なカトリック教国ニッポン

ニッポンジンらしさはニッポンジンらしさではない

今のホーリツは、ヨーロッパの「内心の法」としての聖書がベース。罪の概念とか人権だとかが出てきた「自然法論」は、もともと教会の坊さんたちによって研究開発された。

聖書の記述に、ホーリツの原理原則の多くを見つけることが出来る。

特にパウロの言葉。というか、ホーリツはパウロの創作だ。イエスが言ってる事は意味不明。イエスの死後、使徒を騙ったパウロが、勝手に聖書の記述を解釈し、法律の基礎を作った。

奇妙なことに、これらは近代ニッポンのニッポンジンらしさ、ニッポンの道徳、倫理観そのものである。

すべての人は、上に立つ権威に従うべきである。なぜなら、神によらない権威はなく、おおよそ存在している権威は、すべて神によって立てられたものだからである。(ローマ人への手紙13-1)

権威主義。権威崇拝の覇道一神教。「お上(政府)に従いなさい」嘘つくなよ。

あなたがたは、彼らすべてに対して、義務を果しなさい。すなわち、貢を納むべき者には貢を納め、税を納むべき者には税を納め、恐るべき者は恐れ、敬うべき者は敬いなさい。(ローマ人への手紙13-17)

納税の義務。「国民全員に問答無用で税を取り立てるぞ!」「文句言うな、払わないと差押えするぞ!」

律法以前にも罪は世にあったが、律法がなければ、罪は罪として認められないのである。(ローマ人への手紙5-13)

罪刑法定主義。官僚は新たな作文をする程に昇進。自分たちより金持ち、気に入らないヤツは、ひっとらえて昇進。

また、あなたがたの所にいた時に、「働こうとしない者は、食べることもしてはならない」と命じておいた。(テサロニケ人への第二の手紙3-10)

勤労の美徳。「難しいことなど考えずに労働して税金を納めろ!」「老後に天国へ行くため、税金(年金)を払いなさい」

愛する者たちよ。自分で復讐をしないで、むしろ、神の怒りに任せなさい。なぜなら、「主が言われる。復讐はわたしのすることである。わたし自身が報復する」と書いてあるからである。(ローマ人への手紙12-19)

自力救済禁止の原則。「復讐は検察に任せなさい」「せっかく捕まえたんだから、吐かせて罪人にしてやる!」その「神」ってどこの誰よ?

・・・

ニッポン人らしいとされる「勤勉さ」「従順さ」「マジメさ」なんてのは、ニッポンオリジナルではない。カトリックが起源。ニッポンジンらしさはニッポンジンらしさではない。

インスタント法治主義

ニッポンの近代化は、世界史上極めて不思議な現象とされる。

中世的江戸時代から、突然現人神(天皇)が現れ、自らを規制する憲法を自ら公布し、あっという間に立憲君主国家にヘンシン。

ヨーロッパでは民衆が教会や王さまから自由を勝ち取るため、何百年もの血みどろの争い。絶対君主制による「主権者」の初登場から革命を経て、ようやく成し遂げた法治主義。何故かニッポンは、いとも簡単に実現させてしまった。

明治時代、江戸と京に分かれていた「とのさまの権力」と「天皇の権威」を、天皇へ一括集中。教育勅語。士農工商に分かれていた人民の身分は、一括して「臣民」へ変更。天皇より下は、一律一平「臣民」。

それまでの儒教思想「親を一番に敬え」は、「親より天皇」に変更され、無理やり「国家」をまとめ上げた。

トリックは、「権威」でもって法を創造する「人の子にして神の子」現人神=疑似イエス・キリスト=明治天皇の存在。

ニッポンでは「人の子にして神の子」の登場により、法の創造。ヨーロッパでのイエス登場から近代化まで1800年かかったストーリーをショートカット。インスタント近代化。

暴走する現代の「山法師」

データ詰め込み野郎どもの「嫉妬心」が導いた「国家の悲劇」

明治維新。

当時の官僚は、下級武士で構成された。長州卒族。

天皇以外は一律「臣民」。暗記で出世出来ることに気付いた旧卒族(下級武士)たち。との様公家に、追い付け、追い越せ。嫉妬心を向上心へ転嫁した。ひたすら暗記に励み、東大を卒業し、国家の中央へ。

戦争の時代。軍の権力が強くなった。陸軍官僚となった旧卒族たち。国家の実権を握ってしまった。

日清、日露、第一次・第二次世界大戦、太平洋戦争。かつての欧米の植民地へ、大陸、南国へ進出した日本軍。

不思議なまでに「勝ち戦」が続くニッポン(そりゃそうだ、ヤラセだ)。国家の実力を考えず、更なる手柄を欲した軍部官僚たち。陸軍が暴走。

世界支配層は官僚の出世欲によって暴走する日本を潰すことに、決定。

ABCD包囲網。アブラが無い。「一億総火の玉」根性論。「ツイテル!ツイテル!」国民騙し、消耗戦。「欲しがりません!勝つまでは」「戦闘機には竹ヤリ!」。

残りのアブラで片道飛行の「特攻」を強制。

結果、マスコミ使って「鬼畜米英」と罵った連合軍に、ボロ負け。陸軍官僚はトーキョー裁判で首吊り処分。

「一億総火の玉」根性論の承継者

戦後。米国主導、アメリカ独立宣言モドキの日本国憲法が公布される。ニッポンはアメリカと同じ自由民主主義国家に。インスタント・デモクラシー。

インスタントだから自覚が持てなくて、自分で考えないんですかね?

70年代。ロッキード事件で、首相田中角栄が疑獄に追い込まれる。以後、立法・司法・行政の三権を、官僚が握ってしまった。

以後、選挙でなった公務員(代議士)は、官僚が書いたペーパーを朗読するだけ。官僚がホーリツを作文。官僚が政策実行。官僚が起訴した刑事裁判は、自白強制で99%有罪判決。

三権分立が無くなると、もはや民主主義国家ではない。今のニッポンの政体は、一部の「労働者」が支配する、共産主義国家。

戦前回帰

今。

かつての軍官僚の支配は戦後、霞が関官僚の支配によって復活した。武力によって海外侵略する術は封じられたが、国家に寄生し、国民から利益を吸い上げるというマインドは、過去と全く同じ。「一億総火の玉」根性論の承継者。

検察は大企業のクーデターを利用し、おフランス企業からやって来た大金持ち経営者をタイホした。嫉妬心。マスコミ使い、空気を操る。コンプラ詐欺でカネモチを辱める。

しかし海外からは、想定外の批判。自由主義国家のジョーシキ、「推定無罪」の働かない国。「人質司法」とブーイング。欧米をサルマネしたものの、「法の論理性」を認識出来ない霞が関。

伝統主義の文言解釈。否、文言でも間違ってるぞ!手続正当性の無視。自白を証拠に裁判を通す。チートで手に入れた証拠は、証拠能力関係なくアウト。勝手な法解釈、起訴便宜主義の濫用、司法の乗っ取り。相手によってマチマチの扱い。「反省」の感情論を判断要素に混ぜ込む。

そもそも彼らは憲法上の「公務員」ではない。根底から権限が無い。憲法違反の国家反逆罪。「日本独自の法だから」関係ない。根底からオカシイ。イカサマ法治主義。

世界金融戦争=WW3

財政は役人による国民からの借金まみれ。塗りつぶし特別会計。集めた税をピンハネし、親分国で債権賭博。デフレ不景気。ナチュラルには上がらない天下り先の株を日銀に買ってもらい、借金の利息はゼロ金利で金融抑圧。イカサマ金融カジノ。保身と出世と天下りのため国民騙し、サル山のサルの皿回し。

日本発の世界恐慌も懸念されるが、米ロ首脳はサル山に対し、冷めた態度で包囲網。

米国のホンネ「アメリカ・ファースト、外国はどうなろうがシラネ。ニッポンの基地なんてムダだから撤退でいーんじゃね?」

ロシアの暴露「”連合国に負けたから何も主張しない”と契約したくせに、北方領土が日本固有の領土なんて、何処の誰がウソついた?」

霞が関=ほふられた山法師

官僚による権力の暴走は、信長が焼き討ちした「比叡山の僧兵」とよく似ている。

平安時代。京の都の地政学上、暴力装置が必要だった比叡山。ここに置いたのが、延暦寺の山法師(僧兵)。坊さんなのに、チヤラチャラと派手な格好をした、いかつい野郎ども。

強大な軍事力を与えられた僧兵たち。権力は腐る。やがては皇族や公家の弱みに付け込み出した。

神輿を担ぎ、「オラオラ!カネ出せ!」ゆすり、たかり。平安時代の最高権力ですら、意のままにならなかった山法師。

鳴かぬなら~ころしてしまえ~ホトトギス~

時代はやがて貴族から武士へと、権力の中心は移動した。

群雄割拠の中から現れた、無慈悲な武将、天下人織田信長。前代未聞のミッション。天皇家が置いた比叡山の僧兵たちを、その家族含め一人残らず刀で首を刎ね、屠った。

暴走止まぬ「現代の山法師たち」、どう処置するかね?

ホーリツが犯罪を産む

性倒錯坊主

日本では何故か全く報道されないが、海外では世界中のカトリック教会の坊さんが小児性愛に溺れているというニュースが、大問題として騒がれている。

聖職者が「何千人もの子どもを虐待」 独カトリック教会(BBC NEWS JAPAN)

なぜこういう犯罪が起きるのか?

原因は、教会が「聖書ではイエスが処女から生まれたから」として、「性欲=悪」にしてしまい、坊さんのセックスを禁じた事。西洋で禁欲の坊さんは徳が高いとして、尊敬される。

しかし「禁欲」は尊敬されるような事か?

不可解な犯罪の原因は必ず、サバイバル、ステータス、セックスの三要素に求められる。ヒトの根源欲求。アブラハム・マスローの欲求段階説でいえば、底辺部分(生物的な根源欲求)。

アブラハム・マスローは、自己実現している成功者を観察し、ヒトは底辺欲求が満たされて初めて高次元の欲求を求めるようになり、社会に貢献する創造的仕事が行えるようになる、と考えた。人は底辺欲求が満たされなければ、底辺欲求を最優先で満たそうとする。生物の防衛本能。欲望を満たす行為は悪い事ではない。欲望を満たさせないと、社会問題を起こす。人は性欲を制限されると、インポでもない限りは、歪んだカタチでそれを実現しようとする。

犯罪発生のメカニズム

現代社会の成人において、ヒトがヒトに愛情を注ぐ機会は、大きく2つに見られる。

  1. 仕事で愛情を注ぐべき対象
  2. 生殖のためのプライベートな対象

坊さんは”2”を戒律で禁じられたので、”1”の信者の中でも、操りやすい対象である子どもを、性欲のはけ口にしてしまった。

例えると、血液の詰まった、やわらかいまんまるのゴムボールをイメージする。これがニンゲン。

ボールを戒律の棒で、上からぎゅーと押しつける。ゴムボールは「ぐにょ」と潰れる。棒が離れると、ゴムボールは、もとのまんまるい形に戻る。

ところが戒律の棒が根源欲求を一切禁止するようなキツイものだと、尖ったニードルになる。

  • 上からニードルでボールを「ぎゅー」と押しつけると、プシュッと血潮が噴き出す。ゴムボールは己の身を守るため、他のゴムボールを尖ったニードルの下に置く。罪のない他のゴムボールから、血潮が噴き出す(他殺、傷害)。
  • さらに戒律(法律)でがんじがらめ、逃げようが無ければ、ゴムボールは自らの血潮を吹き出しながら、命を絶つ(自殺、過労死)。

コンプラ・コレクトネスかつ重税詐欺な今の時代、ニードルの本数は一本や二本ではない。根源欲求に対して規制を作れば作るほど、反作用で犯罪が起こる。

法律とは人々の何らかの行為を規制するもの。物事を善と悪に分け、悪を規制する。何らかの犯罪が起きるたび、規制が増える=自由が奪われる。

その「悪」というのはホントに「悪」なのか?法を制定する立場のヤツらが、自分らの都合で「悪」に定義するマッチポンプをやっていやしねぇか?というか、やってるハズだ。というのは、政策、法案作成、規制という一連の流れが、役人の「保身」と「昇進」、サバイバル・ステータス欲求に属する行為だからである。

さらにそのホーリツによって民衆の自由、根源欲求が阻害され、犯罪が起きる。法律による犯罪の再帰現象。重税による不景気で職を奪われ強盗事件なんて、モロに役人のせいだ。

ジョージ・ソロスの再帰性理論

相場は必ず間違える。何故か?

投資家のジョージ・ソロスというのは面白いおっさんで、彼は若いころから「偉大な哲学者」になりたいという願望をずっと持っている。大金持ちの爺さんになった今でも。

ソロスの「再帰性理論」というのがあって、カネ儲けしたい人が稼ぎのノウハウを手に入れようとジョージ・ソロスの本を買って読むと、必ず彼の「再帰性理論」を読まされる羽目になる。「なんだこれ、面白くねーな」と、読むのをやめる。

ソロスは学生時代からずっと、偉大な哲学者になりたくて、自身の再帰性理論でもって、投資で大成功した。大英帝国を通貨危機にさえ追い込んだ。

なのに「世間は投資家としての私を認めてはくれても、再帰性理論の方は、ちっとも評価してくれない」と、ぼやく。

経済崩壊=マチガイがマチガイを誘発するループ現象の結果

再帰性理論とは何か?人間が社会的に行う行為は、「認知機能」と「操作機能」に分ける事が出来る。

相場でいえば、

  • 株を評価して、買う。マスコミが報道し、皆が評価すれば、株価が上がる。しかし皆が買い上がりすぎると、バブルが弾けて暴落する。
  • 「ビットコインは未来の通貨だ!」と買ってみた。マスコミが報道し、皆が評価し出すと、レートが上がる。しかし皆が買いすぎると、バブルが弾けて、暴落。

これらの場面で「評価する」というのが認知行為、「買う」というのが操作行為。相場においては認知と操作は連鎖する。皆に連鎖するから、値が決まり、相場が動き、ボラティリティが発生する。

極端に言えば、相場は皆が間違いをやらかすから、動く。

さて、これらの相場参加者の「認知」と「操作」の誤りの連鎖・繰り返しは、経済学でいう「最適化」で説明する事が出来るのか?むしろこっち(ソロスの再帰性理論)が社会の本質ではないのか?というのが、彼の問題提起。

需要と供給のバランスによって相場価格が最適化(見えざる神の手により最適化)されるなら、バブルと暴落なんて起こらない。相場がバブルと暴落を繰り返すのは、相場参加者が認知でマチガイをやらかし、操作で更なるマチガイを誘発させてるからではないのか?ならば、相場は必ず間違うものである。最適化なんかより、こっちが現実社会の本質だ!というのがソロスの考え。

相場だけではない。哲学だから、政治・経済・法・科学、あらゆるジャンルの社会現象にあてはめて考える事が出来る。

しかしこれって有史以来、時の権力者が統治に使ってきた、裏ワザ・テクニック。物事を善悪に分離し、規制を与える。マッチポンプで事件を起こし、正・反・カスのリバース弁証法。

I.H.S物語「やらせの神聖なる公式」

これぞ既得権の維持原理。民衆はカスを掴まされ、常に何かを奪われ続ける。ソロスの「再帰性理論」が、メインストリーム学会からいつまでも華麗にスルーされるワケ。

いつも誰かが積極的にマチガイを喚起させ、皆がそれに騙されるから、ケインズのY=C+I、投資と発明により有効需要が無限に膨らむハズの、経済の数学が通じない世界が出来上がった。

では、そのマチガイのループを起こさせてる「根本原因」は何なのか?というのが、私の思索対象。私はセーサクとか、対症療法には興味が無い。根本治療にしか興味が無い。ズバリ言えば、社会を、人類の自由を、インダイレクトに内心までもを規制している、ホーリツの起源から間違いなんじゃねぇの?

全てをひっくり返す

ホーリツは法ではない

コトバとしての「法」と「法律」は概念が異なる。法のもともとの意味は「法則」であり、自然法則、因果律。人為的に何もしなくても所定の効果を及ぼす。仏教の法(ダルマ)の概念に近い。どんなに偉い坊さんでも、ホトケ様であっても、「法(ダルマ)」を変えることは出来ない。その働きを説明出来るだけ。

キリスト教の坊さん達は、ニンゲン世界の自然法則の説明を、聖書に求めた。「神との契約」と書いてあるから。しかし、聖書の言葉をベースにいくら法律を作っても、上手くはいっていない。犯罪もテロも戦争も起こるし、金融危機、経済は上手くゆかなくなる。

その「神」っていうのは誰だ?この世に実在するのか?

「存在論」は決定的に重要だ。実在しないか、マチガイがあれば、ソロスの再帰性。マチガイがマチガイを誘発するループとなる。実際に、今の世界はそうなっている。

法が「法則」ならば、人為的にどうこう操作出来るものではない。成るようにしかならない。誰も未だ聖書が書かれた以前の、ニンゲン社会の「法則」なんて見つけることは出来ていない。むしろ下手に手を出すとダメだ。法則すら解らずに、ホーリツなんぞ勝手に制定してはいけない。人の自由を規制すると、更なる再帰性ループが作動する。

キリスト教の神は誰か?起源を遡ると、シュメル神話へ行き着く。

エンキの失われた聖書解読

しかしその内容は、歴史の羅列。語り手のエンキは「来るべき時、誰かがこの箱を見つけ、物語を学ぶだろう」と言っているだけ。物語に「神とニンゲンの契約」なんてものは出てこない。旧約の十戒とか、物語から読み取ったマインドセット程度のものだろう。エンキが読者に対し何かを禁止するという話は、出てこない。むしろ、自らの野心により法を制定(12星座による支配権移動)したことによる混乱が語られている。

古代の「復讐」が作動する時代

フリードリッヒ・ニーチェは「聖書のパウロこそが悪人だ!」と語った。聖書でパウロの言ってる事は、少数が多数を支配するため、天国と地獄、善と悪の分離を発明した、マルドゥクの思想そのもの。死後の天国なんてありやしない。ペテンだ。法律の起源はペテン。ここから再帰性ループがスタートした。

法律の原則に「法の不知を許さない」というのがあるが、あなたは六法全書なんて読むだろうか?

犯罪をやらないというのは、法律を読む(暗記する)からではなく、復讐の連鎖を予測して割に合わないとか、損得勘定でやらない程度の話ではないのか?私がそう言えば、人は「刑があるから抑止力になっている」と言うだろうが、手段不問、無限ループの自力救済を認めた方が、抑止力としては、おっとろしいハズだ。私は執念深いから、誰かに何かやられると、未来永劫、復讐を忘れない。目的が遂げられるまで、エンドレスだ。

パウロの思想=邪悪な蛇の頭(かしら)

シュメル版聖書で「復讐」といえば、イナンナのマルドゥクに対する、終わりなき復讐。過去は未来になる。復讐が遂げられる。

創世記3:15

わたしは、おまえ(邪悪な蛇)と女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。

犯罪を抑止したければ、規制して税を取り立てるより、逆に与える事。マスローの欲求段階説。

世界支配は「サル山の法則」

こんな記事を長々と書いて、私は何を欲しているのか?時代が私に追い着いた時、「ザマーミロ!」と言いたいだけなのだ。

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