近いうち金融危機が本格化、安全資産として金の値段が相対的に上がってゆくでしょう。紙幣が紙切れになったとき、金を安く買い込んでいったあなたは、ニンマリ。
しかしなぜ金はそれほど価値あるものなのか?誰もこの歴史問題に合理的答えを出せていない。金相場の暴騰を前に、僕は敢えてあなたが興醒めする話をしておきます。(実は暴落。)
金(ゴールド)といえば、古くから貨幣の価値の裏付け。電子部品には欠かせないし、その希少性から、価値の裏付けとすればインフレを招きにくい。一般ピープルは、そういった説明で「なるほどなぁ!」と思ってしまう。
が、あなたの周りの良識ある大人に「そもそも、なぜ古代の人達は金を欲しがるようになったの?」という根源的な問いをしても、「昔からそういうものなのだ!」という回答しか返ってこない。・・・納得ゆかないですよね?
人類発祥古代文明、シュメル、エジプト、インダス、マヤ、黄河、あらゆる古代都市で金は貴重なものとされた。最も早くから加工技術が発展した金属が「金」。
ところが、
古代人にとって「金」という物質は、柔らかすぎて、まったく役に立たない!
金で武器を作る。
- ヤリを作って「エィッ!」と攻撃したとし、もし的を外して石の柱にでもぶつけると、「ぐにゃ」となる。
- 剣を作っても、戦いで剣と剣が「カチーン」となると、「ぐにゃ」と曲がる。
- 戦車を作っても、走り出したとたん、車体が「ぐにゃ」と歪んでしまう。
- 器を作るにしても、わざわざ希少な金を探さなくても、焼き物や、木を彫ったもので、十分用が足せる。
今のような食料大量生産技術のない時代、時間と労力をかけて、そんな役に立たない光る石を探す余裕は無い。森や海に行って食べもの探した方が、よっぽど豊かな生活が出来る。そんな時代に、なぜニンゲンは敢えて金を手に入れようとしたのか?
古代シュメルの粘土板に残された、主エンキの御言葉と呼ばれる物語。
考古学者が解読した物語を、端折って説明すると、
太陽系の一番外側に、「ニビル」という星が存在する。
つまり、太陽、水、金、地、火、木、土、天、海、冥、ニビル。ニビルには、人間に似た知的生命体がいた。
ニビルの名は”交差点”という意味。惑星ニビルは3600年周期で、太陽の周りを大きく、細長い楕円軌道で周回する。ニビルは太陽に近づくと熱で焼かれ、離れると寒さに襲われた。ニビルで人間が生きることが出来たのは、地球よりも分厚い大気圏シールドで守られていたから。
ところが、突然の気候変動。大気圏シールドに穴が空きはじめた(電離層の故障と思われる)。
エメラルドタブレット全文訳(ラテン語)
生き死にに関わる、この問題の解決策を、科学者たちが研究した結果、補修する方法が見つかった。分子レベルで最も細かく粉砕できる、ある電導物質。それを空に散布し、穴を塞ぐ事ができる。その物質こそ、「金」。しかし、ニビルには金が無い。
彼らはニビルに伝わる太陽系伝説から、太陽系(の外側から数えて)7番目の惑星「キ」(地球)に、金が大量にあると考えた。
エイリアンたちは金を求め、地球にやってきた。
最初は、エイリアンたち自ら鉱山で金を掘る。が、あまりの重労働に、労働者たちが暴動を起こす。
二ビル王アヌの長男で科学者のエンキは、解決策を提示した。アブズ(アフリカ南部)の地で見つけた「二足歩行のサル」。これにニビル人の遺伝子をかけあわせ、原始的労働者を創ろう。
そうして創られたのが、ニンゲン初期型、原始的労働者。原始的労働者たちは、エイリアンのため、黙々と金を採掘した。が、初期型ニンゲンは、世代を経てゆくと、サルに先祖返り。知能が低下し、次々と勝手に野生に戻っていった。
ある日エンキはこの問題の解決策を考えながら散歩していた。すると、水辺で2人の美しい人間娘ハッケン!
娘たちを見て欲望を抑えきれなくなったエンキは、2人の娘を次々とナンパ、その場で中出し。
10か月後、2人の娘はそれぞれ男の子と女の子を出産。エンキの部下が2人を葦のカゴに入れて連れて帰り、子どもを皆で育てた。この事件により、ニビル星人のような知性を持つ、文明化した人類が誕生。
その後文明化した人類は増殖。二ビル星人は「神」としてニンゲンたちを教育し、複数の都市国家を運営。人類とエイリアンの自然交配は、その後もたびたび起こる。
・・・
何が言いたいかというと、
金を必要としたのはニンゲンではなく、むかしむかしニンゲンが神と崇めたエイリアンたちであるということ。
「神」であるエイリアンが金を必要としているのを見て、ニンゲンも、金が価値のあるものだと思い込んだ。
金は、地球に住むニンゲンには本来必要のないものなのでした!このように誰も敢えて問おうとしない物事の根源的理由って、常識から外れた意外なものなので~す!