ビットコイン一般化への動き

 マネーロンダリングの温床として各国政府から目の敵にされているであろうビットコインに、ここ最近一般化の動きが見られるので、まとめて記載しておきます。

ビットコインのETFファンド化

 フェイスブックのザッカーバーグを訴えたウィンクルボス兄弟が、ビットコインのETFファンド化を進めているようです。
証券取引委員会に提出された目論見書
 実現すれば多数の一般投資家がビットコインの取引に参加してくるので、流動性と取引の安定性(恣意的な価格操作などがされにくくなる)が期待できるでしょう。

Mt.GOXがアメリカで正式にライセンスを取得する?

 Mt.GOXは米ドルでの取引を一時停止しましたが、米金融当局への登録をしていなかった業者が摘発された事に絡んでの対応のためとも言われています。
これまではっきりしていなかったのですが、デジタル通貨の取引も登録が必要、という事ですね。
財経新聞2013.06.26

フランスでビットコイン取引所が銀行ライセンスを取得

 フランスのビットコイン取引所「ビットコイン・セントラル」が国際銀行のID番号を取り、正式に支払いサービスプロバイダ(PSP)として登録されました。
これでビットコイン・セントラルはPayPalやWorldPayのような他の支払ネットワークと対等な立場になったと報道されています。
BBCニュース
 

更新:2013/07/03 by

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