ビットコインは通貨である(by米連邦裁判所)

やはり「どこの政府にも属さず、規制も受けない」という創設の理念を貫く事は困難なようです。
 米証券取引委員会S(SEC)が、BTCST投資の主催者を訴えた裁判での判断で、東テキサス連邦裁判所は
 第一に法廷はBTCST投資が金銭の投資であるか否かを決定する必要がある。
Bitcoinを金銭として使用できることは明白である。
それは商品やサービスの購入に使用可能であり、Shaversが述べたように、個人の生活費支払いに使用されている。
Bitcoinの唯一の制限は、それを通貨として受け入れる場所が制限されていることだ。
しかし、それを一般の通貨、即ち米ドル、ユーロ、円、元などと交換することが可能である。
 したがって、Bitcoinは通貨あるいは金銭の一形態であり、BTCSTに投資しようとする投資家は、金銭の投資を行っている。
という判断を下しました。
Bitcoinへの弾圧は続く。米連邦裁判所が「通貨」と認定

普及のためには良い事?

 当初の理念とかけ離れますが、正式に通貨として規制の条件をクリアできれば更なる普及の可能性があります。
次のようなメリットも考えられます。
  • 一般化によりビットコイン価格が上昇する。
  • 為替手数料、銀行手数料を節約できる決済アイテムとして一気に普及する。
  • 通常通貨のように取引量が増大して、価格の乱高下が収束する。
  • 通常の投資商品として運用できる。
  • FXのように誰でもトレード出来る様になる。
 

更新:2013/08/09 by

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